坂道のある暮らし~東京‐仙台の二拠点生活・妻編

地方生活、子育て、お酒、そして二拠点生活を楽しみながらちょっとだけ社会貢献を考える

転校を子供に告げた時の反応

引っ越しを決断して、いよいよ子供に告げる時が来ました

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「発表があります」

子供を集合させて、夫から引っ越しする事実を告げると。。。

 

「やった~!」

「わーい!!」

 

。。。。とはいきません。やはり。

 

 

最もショックを受けたのは当然小3の長女

 

長女の気質なのか、一生この家(茅ヶ崎の自宅)で住むつもりだったと猛反対

え、嫁に行く気なかったの!?と心の中で突っ込みつつ

まずは受け止める。と決めていたので、とにかく「茅ヶ崎を離れたくない」という気持ちを汲み取り「そうだよね」「友達と離れたくないよね」と傾聴しました。

 

弟は小学校入学で環境自体が大きく変わる時期なので、(しかも性格的に変化に動じないタイプなので)引っ越しに関しては親としてはあまり心配はしておらず、とにかく長女の気持ちの変化を待つより仕方のない状況が続きました。転居までまだまだ日数がある内に伝え、時間をかけて事実を受け入れてもらうしかない。そう考えていました。

 

しばらく反対期が続き。。。転機が訪れたのは年末。

長女のクラスで転校する子がいるとのこと。

長女にとって転校はその時期最も関心のある出来事ですから、転校する子を囲む周囲の反応や、お別れまでの経緯をしっかり観察していたようです。

 

そして。。。

「〇〇ちゃん、お別れの日にみんなでサプライズでパーティしたんだよ」

「私もあんな風にサプライズで送り出してほしいな」

「クラスのみんなへの贈り物は何にしようかな」

「引っ越したらいとこの〇〇ちゃんの近所に住みたいな」

 

次々とポジティブ発言が飛び出すようになりました

 

他の子が転校するシーンを目の当たりにし、イメージが膨らんだのでしょう

前向きに考えられるようになってくれてほっとひと安心。

 

弟に関しては、姉に準ずる姿勢が最重要事項なわけで

「引っ越しもいいよね、お姉ちゃん」

などとのたまう始末。昨日までは「ゼッタイハンタイ!」なんて言ってたくせに、調子良いやつ。

 

引っ越しは子供にとっても大事件ではありますが

すべてがマイナスでは無いと私たち夫婦は考えていました。

 

新しい環境に順応できる力

新しい友人を作る力

新しい毎日を楽しめる力

 

子供の頃の変化によって得られる経験値は、大人になってからも大きな力となることでしょう。

 

私は転校経験がないのですが、夫は小学3年時の転校で「結果的にプラス」と断言しています。我が家の子供たちは社交性が高いので、きっと同じように楽しんでくれると信じて、新しい環境に飛び込ませてみました。結果。。。

 

密かに「万が一合わなかったら・・・」と心配だった長女は、転校2日目で

「ただいま~親友ができたよ!」と元気に帰宅

弟の小学1年生は、入学式翌日からもう10年も通っているような顔をして通学しています。

 

結果オーライ!よかった~

これからも楽しいことがたくさんありますように!!

 

杜の都・仙台より

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